なぞなぞ・ダジャレ大集合

笑う門には福来る! ストレス解消! 脳の活性化!

シャレとダジャレの違い!

シャレとダジャレの違い! 

 シャレとは「洒落」と書き、言葉遊びが美しい状態のものを指し、言葉のお洒落であり、心のお洒落でもあります。聞く人の心を和ませ、笑顔をつくり、その場の雰囲気を明るくし、会話も弾みます。
 ダジャレとは「洒落」という単語に「駄目」の「駄」をつけて「駄洒落」と書き、「くだらない洒落」という意味です。シャレにならなかったもののことを指します。  
 シャレもダジャレも言葉遊びであり、相手を笑わせたり空気を和ませたりするときに使われるものです。シャレよりもダジャレの方が「駄」がついている分、くだらない内容のものが多いようです。
 「洒落」はもともとセンスのよいことの意味があり、教養をもとにした言葉遊びでしたが、ダジャレは庶民的な感覚をもとに、同じ音の単語を掛けたり、意味をこじつけたりすることが多いようです。今日、「おやじギャグ」と言われているものはダジャレの一種です。

 

洒落をつくってみよう!
 同音異義語=音が同じでも、意味の違う言葉。
最近は、パソコンの変換ミスで、同音の言葉が多く見つけることができます。
シャレにしてみたい言葉を選び変換して、2つの言葉を文にすればできます。
また、いつも同音異義語を頭に浮かべているとしゃれが生まれます。チャレンジしてみましょう。
あめ=雨と飴  はな=花と鼻  かわ=川と皮  め=目と芽
いし=石と意志と医師     
学校関係
こうちょう=校長と好調  きょうとう=教頭と共闘と京都
せんせい=先生と先制   こうてい=校庭と高低   
あかてん=赤点とあかん  こうか=校歌と高価と効果

洒落は貴族の嗜み(たしなみ)として必須の教養のようなもの!=掛詞
 和歌を詠む時に多用される掛詞(かけことば)と基本的に同じものですので、きっとこれがヘタだと恋も実らなかったことでしょう。
そんな貴族の洒落にも上手下手があり、洒落としての程度の良くないものに対しては駄洒落と呼ぶようになったようです。主に貴族や僧侶などの上流階級が担っていたと考えられる日本の古典文学の中には、それこそ掛詞がたくさん出てきます。
このように昔から多用されていた洒落だから、そこから派生した駄洒落もまた日本人の表現技法の1つなのです。
「イスにすわってもいいすか。」「布団が吹っ飛んだ。」「ネコがねこんだ。」・・・・・・などなど、誰もが知っている駄洒落はたくさんあります。こういった駄洒落を多用するのはおじさん世代にあります。それが、「おやじギャグ」ですね。考えてみると子供の頃によく使っている友達がクラスの中にいますよね。小学校の低学年から中学年くらいの時期は語彙が一気に増えていく年頃です。そうした頃に私たちは駄洒落の面白さを理解するようになるようになります。だからクラスに1人はいるひょうきんな子が、みんなの前で駄洒落をよく言っていたのかもしれません。ダジャレ子どもをたくさん作りましょう。